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DFS 39 (航空機) : ミニ英和和英辞書
DFS 39 (航空機)[き, はた]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

F : [えふ]
 ファロー四徴(症)
航空 : [こうくう]
 【名詞】 1. aviation 2. flying 
航空機 : [こうくうき]
 【名詞】 1. aircraft 
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
: [き, はた]
 (n) loom

DFS 39 (航空機) : ウィキペディア日本語版
DFS 39 (航空機)[き, はた]

DFS 39または リピッシュ デルタIVcは、1930年代に開発されたアレクサンダー・リピッシュの設計による無尾翼機で、ロケット戦闘機Me 163の設計のもとになった。
デルタ翼を採用したデルタI、デルタII、デルタIIIを設計に続いて、ゲルハルト・フィーゼラーの注文で、スポーツ機としてアレクサンダー・リピッシュが設計した、デルタIVに始まる。デルタ翼でカナードを装備し、胴体の前後にエンジンとプロペラを装着した機体で、フィーゼラー F 3 ウェスペとして、フィーゼラーで試作機が製作された。劣悪な操縦性であることが判明しフィーゼラーは開発を断念した。
アレクサンダー・リピッシュは問題は解決可能であると信じて、ドイツ滑空機研究所(Deutsche Forschungsanstalt für Segelflug)でヴァルター・ゲオルギイと協力し、ドイツ航空省から資金を得て、フィーゼラーから試作機を購入し、機体の完成をめざした。カナードを除去し後部エンジンも廃止したデルタIVaは、操縦性が改善されたがふたたび事故をおこした。ドイツ航空省とドイツ航空研究所(Deutschen Versuchsanstalt für Luftfahrt)はこの機体は危険であり、空力的な解決不能な問題があると結論したがヴァルター・ゲオルギイは研究が中止されるのを避ける努力を続けた。
アレクサンダー・リピッシュの開発したストークX滑空機の実験結果を取り入れて、空力的に洗練されたデルタIVbが再製作された。さらに主翼の後退角を小さくし、外翼に下反角をつけ胴体を若干延長し、フィンが追加された、デルタIVcが製作され、その性能はリピッシュの求めていたレベルに達した。1936年に航空省の試験センターに引き渡され、ハイニ・ディットマーの操縦で試験され、滞空証明に合格し、航空省からDFS 39の公式記号を得た。
DFS 39は優れた安定性と良好な操縦性を示し、ロケット戦闘機の開発計画をもっていた航空省の関心をひき、Me 163の機体の設計に引き継がれることになった。
==要目(DFS 39)==

* 乗員: 1名
* 全長: 5.06 m
* 全巾; 10.21 m
* 全高: 2.00 m
* エンジン: Pobjoy R
* 出力 75PS

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「DFS 39 (航空機)」の詳細全文を読む




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